ADisignage / SNS運用の提案

レンタル・購入のお問い合わせにつながる
SNSのアカウント設計とコンテンツ10案

2026年10月14日作成 / 対象:YouTube・Instagram・TikTok・X・Facebook

結論SNSは「思い出してもらう場所」と「実績を確かめてもらう場所」として作る

  1. LEDビジョンの発注は、SNSの投稿を見た瞬間には決まりにくい。SNSの役目は、発注の前後にある3つの場面を押さえること。 SNSが受け持つのは、次の3つの場面です。
    • まだ欲しいと思っていない人に、「こんな使い方ができる」と見せる
    • 検索やAIでアディザネージを見つけた人に、「ちゃんとやっている会社か」を確かめてもらう
    • 次にビジョンが要るときに、思い出してもらう
    この3つが、サイトのお問い合わせフォームにつながります。
  2. 中心に置くのは、現場で撮る縦型の短い動画。最初に開くのは Instagram と YouTube の2つだけ。 1回の現場で撮った縦の動画を、Instagram と YouTube に出すところから始めます。30〜50代の利用が多く、事例と解説を後から見返せる形で置いておけるためです。TikTok は2か月目に同じ動画を回す形で足し、X と Facebook は3か月目の振り返りで開くかを決めます。担当が決まらないうちに5つ同時に開くと、どれも止まりやすいからです。
  3. 「フォローしておこう」と思う理由を、何度も発注する業界の人に向けて作り、その人たちには直接届ける。 展示会の出展担当や店舗のオーナーは、発注が年に数回なので、会社をフォローし続ける理由が薄い立場です。一方、イベント会社・広告代理店・ディスプレイ装飾会社は案件ごとに機材を手配します。その人たちが仕事で使える情報(サイズの目安・設営にかかる時間・買うか借りるかの判断)を出し続けることが、フォローされる理由になると見ています(こちらの見立てで、運用しながら確かめます)。業界の人はおすすめ欄だけでは見つけてくれないので、見積書・名刺・展示会のブースから直接アカウントへ案内します。

いまの状況検索は戻り始め、AIからの訪問が増えている。SNSはほぼゼロから

リニューアルで落ちた検索からの訪問は8月から戻り始め、ChatGPT などのAIアシスタントからの訪問が増えています。SNSからの訪問はまだ無いに等しく、アカウントもサイトに載っていない状態です。一方で、SNSに出せる素材はすでにかなりの量があります。

28回
SNSからサイトへの訪問(2025年9月〜2026年9月の13か月の合計)
Google アナリティクスで「SNSからの訪問(Organic Social)」に分類された数。サイト全体の訪問は月に289〜703回
17人
事例の動画を載せている YouTube チャンネル(株式会社アディザイン名義)の登録者
最後の投稿は2025年7月。最近の横長の動画30本の再生は1本あたり8〜230回(2026年10月14日に確認)
474回
同じチャンネルで一番見られたショート動画(建設・工事現場LEDビジョン)の再生
ショート動画は6本あり、再生は60〜474回。横長の動画のどれよりも多い
107件
サイトで公開している導入事例
販売52件・レンタル45件。業種で多いのは展示会25件、イベント15件、小売・アパレル15件。68件に動画が付いている

すでにある素材

  • 導入事例107件の写真と、そのうち68件の動画(博多阪急のクリスマスツリー、アドトラック、道路開通イベントでトラックの荷台に載せたビジョン、海外展示会のブースなど)
  • PR動画「LEDビジョンの販売・レンタル」1本(約1分47秒・横長・8つの場面に分かれている)。HTML で作った画面を書き出す仕組みなので、縦長に作り直せば8本の縦の動画になる
  • 自社出展ブースの3Dモデル(ブース施工のページで360°回せるもの)と、ブースに流した映像
  • サイトで遊べるゲーム3本(アーケード)と、展示会で好評だったWebカメラ連動のスロットゲーム
  • 展示会の特設ページにある、自社出展の体験談(タッチパネル・QRコード・名刺管理まで自社で作った話)

事例の動画は、製品や現場を記録した横長の動画が中心です。記録として価値があるので消さずに残し、SNSでは「見る人が最初の数秒で何の動画か分かる」縦の動画を新しく作ったり、既存の動画から切り出したりする分け方をおすすめします。同じチャンネルでも縦の短い動画のほうが見られている、という実績がすでにあります。

この提案は、レンタル・購入のお問い合わせを増やすためのものです。採用に向けた投稿は目的も届ける相手も違うので、ここでは扱っていません。

発注につながる道筋SNSが受け持つのは、発注の前後にある3つの場面

LEDビジョンを借りる・買う人の多くは、必要になったときに検索やAIで業者を探します。SNSはその探し方の代わりではなく、探す前と探したあとを受け持ちます。10案はどれも、この3つのどれかに効くように作っています。

場面1 探す前

「こんな使い方ができるのか」と気づかせる

イベントの大画面、展示会のキューブ、人が集まるゲーム。使い道を見て初めて「うちでもやれるかも」と思う人に、おすすめ欄で届けます。

効く案:01・07・08
場面2 探したあと

「この会社で大丈夫か」を確かめてもらう

検索で見つけた人は、発注の前にSNSで実績と更新の様子を見ます。同じ業種の事例、買うか借りるかの答え、スタッフの顔が見えると、問い合わせの不安が減ります。

効く案:03・04・06・09・10
場面3 次に要るとき

思い出して、まず声をかけてもらう

次の展示会やイベントで機材が要ったときに、真っ先に浮かぶ会社になること。フォローしてもらい、仕事で使える情報を毎月届けます。

効く案:02・05
発注する人SNSで見ている場面届けたいものサイトの受け皿
展示会の出展担当者出展が決まり、ブースで目立つ方法を探しているブースの実例、通路から見たときの見え方ブース施工・展示会の特設ページ
イベントの主催者・担当者当日の映像演出や、大きな画面の手配を考えている設営の段取りと時間、会場に合うサイズレンタル・料金ガイド
店舗・商業施設・クリニックのオーナー店頭や窓で、通る人の目を引きたい同じ業種の事例、買うか借りるかの判断販売・導入・導入事例
イベント会社・広告代理店・装飾会社案件ごとに機材を手配し、外注先を探している全国の現場の様子、新しい機材、設営にかかる時間LEDビジョン専用のお問い合わせ
すでにビジョンを持っている会社流す映像がマンネリで、新しい映像が欲しいビジョン向けに作った映像やゲームの見本映像制作

SNSごとの役目撮る素材は1つ、出し方をSNSごとに変える

発注を決める立場の30〜50代がどれだけ使っているかを、総務省の調査(令和7年度、2026年6月公表)で並べました。数字は「利用している人の割合」です。縦の短い動画は、Instagram では「リール」、YouTube では「ショート」と呼ばれ、同じ動画をそれぞれに出せます。

Instagram

1か月目に開く
役目
実績を確かめに来る人のための「作品集」と、リールで新しい人に届ける入口
出すもの
リール(縦の短い動画)、写真を横にめくって見せる投稿、ストーリーズ(24時間で消える投稿)での展示会の告知
知っておくこと
ビジネス用のアカウント(プロアカウント)の公開投稿は、2025年7月から Google の検索結果にも出るようになったと報じられています。事例の投稿の文章に、業種や地域の言葉を入れておく意味があります

YouTube

1か月目に開く
役目
「何m必要か」「買うか借りるか」を調べる人への答えと、サイトの事例・ブログに埋め込む動画の置き場
出すもの
3〜8分の解説・比較・ブースツアー、ショート(縦の短い動画)
知っておくこと
すでにある事例の動画はアディザイン名義のチャンネルにあります。名義をどうするかは「決めていただきたいこと」の1つ目に置きました

TikTok

2か月目に足す
役目
フォロワーが少ないうちから、動画1本ごとに新しい人へ届ける
出すもの
Instagram のリールと同じ縦の動画。設営の早送りや、映像が点く瞬間のように、音を消しても伝わるもの
知っておくこと
TikTok は、おすすめに出すかどうかをフォロワー数で直接は決めないと、2020年の公式の説明で書いています。始めたばかりでも届く余地がある一方、発注に近い人に届くとは限らないので、ここは「知ってもらう」役目に絞ります

X

3か月目に決める
役目
展示会・イベントの会期中の実況と、業界の人とのつながり
出すもの
「いま◯◯の会場で動いています」の写真つき投稿、展示会の公式ハッシュタグを付けた投稿
知っておくこと
流れが速く、昔の投稿は見返されにくい場所です。事例の置き場にはせず、その日の話題に乗る使い方にします。大きな展示会に出る時期があれば、その前に開くのが向いています

Facebook

3か月目に決める
役目
取引先・経営者のつながりへの近況報告。紹介やリピートのきっかけ
出すもの
事例の報告、出展の告知、月1回の「今月の現場」まとめ
知っておくこと
30〜50代で33〜39%と、年代による差が小さいSNSです。新しい人に届けるより、すでにつながっている人に向けて出す場所なので、アディザインや AGS のページがあれば、そこで出す形でも足ります

コンテンツ10案どれも「見て面白い」と「発注につながる」の両方を満たすように作る

始めやすさと発注への近さで、おすすめ順に並べています。それぞれ1回きりの投稿ではなく、毎回同じ型で続けるシリーズとして組みました。誘導の文言は投稿文の例で、実際の投稿文は撮った素材に合わせて書きます。

01

設営の早送り「何もない会場が、こうなる」

搬入からフレームの組み立て、パネルの取り付け、映像が点く瞬間までを15〜30秒の早送りにします。最後に完成した画面と会場の全体を見せ、画面の大きさと設営にかかった時間を文字で添えます。

レンタル手間:小InstagramYouTubeショートTikTok

フォローしておく理由

イベント会社や主催者には「この大きさなら何時間で組めるか」という段取りの目安になります。毎回ちがう会場が出てくるので、続けて見たくなるシリーズです。

問い合わせへの誘導

「この大きさのビジョンは、1日から借りられます。サイズごとの料金は、プロフィールのリンクから見られます」
受け皿:レンタル・料金ガイド

素材と撮り方

現場の隅に三脚とスマホを縦に置き、設営の開始から点灯まで撮りっぱなしにするだけです。撮影係は要りません。レンタルの事例は45件あり、現場の数だけ作れます。

難しいところ

  • 会場や主催者によっては撮影の許可が要ります
  • 点灯後に映る映像はお客さまの制作物なので、出してよいかの確認が要ります
  • 夜の設営は暗く写りやすいので、点灯の前後だけ明るい位置から撮り直します
02

大きさと見え方の比較「この広さなら、何mの画面がいいか」

同じ映像を幅2m・3m・4mの画面で流し、横に人を立たせて、5m・10m・20m離れた位置から撮ります。近づいたときの粒の見え方の違いや、100インチの液晶モニターとLEDビジョンの見え方の違いも並べます。

レンタル購入手間:大YouTubeInstagramYouTubeショート

フォローしておく理由

会場や売り場の広さから画面の大きさを決める場面は、案件ごとに何度も来ます。「あとで見返したい」と思われる、保存される種類の内容です。

問い合わせへの誘導

「会場や売り場の図面か写真を送っていただければ、合う大きさをスタッフがお答えします」
受け皿:LEDビジョン専用のお問い合わせ・製品一覧

素材と撮り方

現場ではなく倉庫で撮れるので、日程を決めて計画的に作れます。ただし画面を3つの大きさで組むので、準備に半日以上かかる見込みです。YouTube に解説を1本作り、比較の場面ごとに縦の短い動画へ切り出します。ブログの「展示会のモニターレンタル|何インチにするか」(狙った語「展示会 モニター レンタル」は月140回検索)に埋め込めば、記事の説明にもなります。

難しいところ

  • 倉庫で20m離れた位置が取れるかを確かめる必要があります
  • カメラ越しでは実物の明るさや細かさが伝わりにくいので、明るさの設定を固定して撮ります
  • ピッチ(粒の間隔)の数字だけを出すと伝わらないので、「何m離れれば粒が気にならないか」に言い換えます
03

同じ業種の導入事例「飲食店なら、こう使う」

業種ごとに、どこに・どんなビジョンを・何のために入れたか(集客・案内・ブランドの見せ方)を、写真と短い動画で見せます。新しい案件では、設置前と設置後を同じ構図で並べる「設置前・設置後」の回も作ります。

購入手間:小InstagramYouTubeショート

フォローしておく理由

店舗や施設の人には、同じ業種の実例がたまっていく場所になります。Instagram のプロフィールを開いたときに、事例がずらりと並んでいれば、それだけで信頼の材料です。

問い合わせへの誘導

「飲食店の事例は12件あります。業種ごとの事例は、プロフィールのリンクから見られます」
受け皿:導入事例(業種別)・販売・導入

素材と撮り方

公開中の事例107件の写真と、動画付きの68件から縦の短い動画を切り出して始められます。これからの案件では、設置前に、設置後と同じ位置から1枚撮っておくことを現場の決まりにします。

難しいところ

  • 過去の事例には設置前の写真が無いものが多いと考えられるので、「設置前・設置後」の回は新しい案件からになります
  • お客さまの名前と店名は、掲載の許可が確認できたものだけ出し、それ以外は「アパレル店(神戸)」のように業種と地域で書きます
04

「この使い方なら、買う?借りる?」

毎回1つの使い方(年に1回の展示会、毎週末のイベント、店頭に常設、3か月だけの催事など)を取り上げ、「年に何回・何日使うか」「ずっと置くか」で、買うか借りるかの分かれ目をスタッフが答えます。金額は料金ガイドの数字を使い、投稿した日の時点の税込の金額だと書きます。

レンタル購入手間:小YouTubeInstagramYouTubeショート

フォローしておく理由

買うか借りるかは、どの発注者も最初に迷うところです。販売とレンタルの両方を扱う会社だから、どちらかに寄せずに答えられます。代理店にとっても、自分のお客さまに説明するときの材料になります。

問い合わせへの誘導

「使う回数と日数を教えていただければ、買う場合と借りる場合の両方でお見積もりします」
受け皿:料金ガイド・LEDビジョン専用のお問い合わせ

素材と撮り方

倉庫の機材の前でスタッフが話す形で、1回の撮影で数本まとめて撮れます。PR動画の「買うか、借りるか」の場面を縦に作り直せば、シリーズの1本目になります。検索でも「LEDビジョン 価格」が月260回調べられています。

難しいところ

  • 金額は変わるので、動画の中で言い切らず、料金ガイドの日付つきの数字として出します
  • レンタルの料金に搬入・設営・オペレーターの費用が含まれるかは、まだサイトでも確かめていないので、「込み」とは言いません
  • 買うほうが得になる場面でも、保守や置き場所の話まで添えないと、誤解のもとになります
05

「今月の現場」のまとめ

月に1回、その月にどの地域でどんな現場に出たかを、地図と写真でまとめます。展示会・イベント・店舗といった現場の種類と件数、印象に残った現場を1つだけ短く紹介します。

レンタル購入手間:小InstagramFacebook

フォローしておく理由

イベント会社や代理店には、全国のどこで、どんな規模の現場を回せる会社かが毎月見えます。「九州の案件も、関東の案件も頼める」と覚えてもらうための投稿です。

問い合わせへの誘導

「来月以降の現場のご相談も受け付けています。日程と地域を教えてください」
受け皿:LEDビジョン専用のお問い合わせ

素材と撮り方

月末に、その月の現場の写真と予定表があれば作れます。地図は、PR動画で使ったLEDの粒で描いた日本地図をそのまま使えます。

難しいところ

  • 機材の空きの案内は、公開のSNSには載せません。同業者に稼働の状況が見え、「いつも空いている」とも読まれるためです。空きは取引先へのメールや、LINE公式アカウントで個別に届けます
  • 代理店経由の現場は、元請けの許可が無ければ、地域と現場の種類だけにします
  • 月末の集計を誰がやるかを決めないと続きません
06

スタッフが答える「60秒でわかる」質問

「雨の日の屋外でも使える?」「電源は何を用意すればいい?」「何日前までに頼めばいい?」「搬入口が狭いときは?」に、スタッフが倉庫や現場で答えます。

レンタル購入手間:中YouTubeショートInstagramTikTok

フォローしておく理由

現場で働く人が「知っておくと助かる」小さな知識がたまっていきます。答えている人の顔が見えるので、問い合わせのときに「あの人に聞けばいい」と思ってもらえます。

問い合わせへの誘導

「会場ごとに条件が違うので、迷ったらスタッフに聞いてください。写真を送っていただくのがいちばん早いです」
受け皿:よくある質問・LEDビジョン専用のお問い合わせ

素材と撮り方

質問は、サイトのよくある質問とブログのテーマ候補から選べます。1回の撮影で5〜6本まとめて撮ると、1か月分になります。

難しいところ

  • 出演するスタッフの了承が要ります。顔を出さず、手元と声だけで撮る形もできます
  • 金額や条件は、変わりやすく、まだ確かめていないものもあるので、動画では言い切らず料金ガイドに渡します
  • 電気の容量のように判断が要る話は、考え方だけを示して「ご相談ください」に渡します
07

展示会の「通路から見たブース」と会期中の実況

来場者と同じ目線で、通路を歩きながらブースに近づいていく動画を撮ります。会期中は「いま◯◯ホールで動いています」と実況し、終わったあとに、キューブを吊る・シースルーで中を見せる、といったブースの工夫を解説します。海外の展示会に出た回は、「海外展示会編」として別にまとめる形がおすすめです。

ブース施工レンタル手間:中InstagramYouTubeX

フォローしておく理由

出展の担当者は、毎年同じ時期に出展の準備をします。「次の出展のときに参考にしたい」と思ってもらえるブースの実例集になります。ドイツ・アメリカ・オーストラリア・シンガポールの展示会の実績は、海外出展を控えた会社には珍しい情報です。

問い合わせへの誘導

「出展が決まったら、小間の大きさと会期だけ教えてください。ブースとビジョンをまとめてご提案します」
受け皿:ブース施工・展示会の特設ページ

素材と撮り方

導入事例で一番多いのが展示会(25件)です。自社出展のブースは、サイトの3Dモデルを回した画面を録画して使えます。検索でも「展示会 ブース」(月1,900回)、「展示会 ブース デザイン」(月1,000回)と調べられています。

難しいところ

  • 展示会ごとに撮影の決まりがあり、来場者の顔やほかの会社の展示物が映らないようにする必要があります
  • 会期は2〜3日と短く、撮り逃すと次は1年後になるので、行く前に撮るカットを決めておきます
08

ビジョンに流すコンテンツの見本「この画面で、ここまでできる」

大きなビジョンで人が遊ぶゲーム(サイトのゲーム3本、展示会で使ったWebカメラ連動のスロット)から始め、画面から飛び出して見える立体の映像(裸眼3D)、キューブの5面をつないだ映像、透明なビジョンに物が浮いて見える映像へ広げます。

レンタル映像制作手間:小〜大TikTokInstagramYouTubeショート

フォローしておく理由

イベントで「人を足止めしたい」担当者や、企画を考える代理店には、ネタの引き出しになります。見ていて面白いので、発注に遠い人にも広がりやすい案です。

問い合わせへの誘導

「このゲームはサイトで今すぐ遊べます。イベント用に、御社の絵柄で作ることもできます」
受け皿:アーケード・映像制作

素材と撮り方

ゲームはすでにあるので、倉庫のビジョンに映して社員が遊ぶ様子を撮れば作れます(手間:小)。ブースで流した映像(キューブ用・シースルー用)も使えます。裸眼3Dなどの新しい映像は作る手間が大きいので、3か月目に作るかを決めます。

難しいところ

  • 画面を録画しただけでは、スマホのゲームと見分けがつかないので、大画面と人を一緒に写します
  • 裸眼3Dは決まった角度から見たときだけ立体に見えるので、撮る位置を外すと伝わりません
  • 合成した映像を使うときは「イメージ」と書きます
09

LEDパネルの中身「値段の違いは、ここにある」

パネル1枚の裏側、モジュール(パネルを組む小さな部品)の作り、粒の細かさの違いを接写、キューブの組み立て、屋外用の防水のつくりを見せます。

購入手間:中YouTubeYouTubeショートTikTok

フォローしておく理由

機材を扱う業界の人には、ほかでは見られない中身の話です。購入を考えている人には、見積もりの値段の差を理解する手がかりになります。

問い合わせへの誘導

「特定のメーカーに縛られずに選べます。使う場所と目的を教えてください」
受け皿:販売・導入・製品一覧

素材と撮り方

倉庫で撮れます。ブログの「高いサイネージと安いサイネージ、価格の差はどこにある?」と組み合わせ、記事に動画を埋め込みます。

難しいところ

  • 部品の話が細かくなりすぎると、発注する人には伝わりません。毎回「だから何が違うのか(明るさ・寿命・直しやすさ)」で締めます
  • メーカー名や他社製品と比べる話は出さず、自社で扱う機材の話にとどめます
10

設置したあとの点検と手入れ「買ったあとも、見ています」

定期の点検、屋外のビジョンの清掃、設置後の明るさや色の調整など、設置したあとの仕事を見せます。部品の交換は「パネルを丸ごと替えず、小さな部品単位でその場で替えられる」という直しやすさの話として出します。

購入手間:小InstagramYouTube

フォローしておく理由

すでにビジョンを持っている人には、手入れの目安になります。購入を考えている人には「買ったあとも自社で見てくれる会社」だと伝わり、購入の不安を減らします。

問い合わせへの誘導

「設置したあとの点検や手入れも、自社のスタッフが対応しています」
受け皿:施工・保守

素材と撮り方

点検や手入れに行くときに、作業の前とあとを同じ位置から撮ります。作業そのものは撮りやすく、現場の手間はほとんど増えません。

難しいところ

  • 故障や修理を前に出すと「LEDはすぐ壊れる」と読まれ、購入をためらわせることがあります。点検・手入れを主にします
  • 保守の内容・保証の期間・駆けつけの早さは、サイトにもまだ書いていない(確かめていない)ので、「すぐ駆けつけ」のような約束の言葉は使いません
  • お客さまの設備の話なので、場所や店名が分からない形で出します

業界の人への届け方おすすめ欄だけに頼らず、すでにある接点からアカウントへ案内する

フォローしてほしいイベント会社・代理店・装飾会社は、Instagram や TikTok のおすすめ欄で偶然見つけてくれるとは限りません。始めたばかりのアカウントは届く範囲も狭いので、いまある取引の接点から案内し、必要なら広告で届く範囲を広げます。

接点やること手間
見積書・納品書・メールの署名SNSのアカウント名とQRコードを入れる。毎回の取引で自然に目に入る最初に1回直すだけ
名刺・展示会のブースQRコードを置き、「設営の早送りや事例を毎週出しています」と、フォローすると何が見られるかを書く次の印刷・出展のとき
既存の取引先アカウントを開いたときに、取引先へ一度だけ案内のメールを送る1回
グループの AGSイベント企画・展示装飾の AGS とお互いのアカウントを紹介し合い、共同の現場は両方から出す相談して決める
広告サイトを見た人に事例の動画をもう一度見せる広告や、地域と業種を絞った Instagram・Facebook の広告を少額で出す。グループのアディザインが SNS広告を事業にしているので、社内で組める予算を決めて始める

現場での撮り方1回の現場で、5つのカットを縦で撮る

SNSを続けられるかは、現場で素材が撮れるかでほぼ決まります。現場のスタッフに編集や投稿まで頼むと続かないので、現場では次の5つだけを撮ってもらい、編集と投稿は別の担当が引き受ける分け方をおすすめします。

  1. 設置前の場所設置後と同じ位置から1枚(案03)
  2. 設営の定点三脚にスマホを縦に置き、開始から点灯まで撮りっぱなし(案01)
  3. 点灯の瞬間画面が点く前後10秒を、明るい位置から(案01・05)
  4. 人と一緒の完成画面の横に人が立った全体。大きさが伝わる(案02・03)
  5. 通路の目線来場者と同じ高さで、歩きながら近づく(案07)
撮る前・出す前に確かめること
  • 会場・主催者の撮影の決まり(展示会は特に)
  • 画面に映っている映像が誰の物か。お客さまの映像は、出してよいかを確かめる
  • イベント会社・代理店から受けた現場は、元請けの許可を取る。許可が無ければ、地域と現場の種類だけで出すか、出さない(代理店のお客さまに直接の連絡先が見えると、取引に響くため)
  • 来場者の顔、ほかの会社のロゴや展示物が映っていないか(映ったらぼかす)
  • BGM は、各SNSの「会社のアカウントで使ってよい音源」か、自社で作った音を使う(会社のアカウントでは、流行りの曲の多くは使えない)

お客さまへの確認を毎回個別にすると手間が大きいので、見積書か申込書に「施工の様子を実績として掲載してよいか」を選んでもらう欄を入れておくと、確認が一度で済みます。許可が確認できない案件は、業種と案件の種類だけで出します。

投稿文の型1行目に「業種・地域・画面の大きさ」を入れる

Instagram の投稿は Google の検索結果にも出るので、投稿文は検索される言葉で始めます。毎回この順で書けば、誰が書いても同じ質でそろいます。

  1. 1行目業種・地域・画面の大きさ・レンタルか販売か(例:「展示会(幕張)で、幅◯m×高さ◯mのLEDビジョンをレンタル」)
  2. 2〜3行目何のために入れて、どうだったか。設営にかかった時間など、見た人が自分の案件に当てはめられる数字
  3. 4行目問い合わせへの誘導(10案の「問い合わせへの誘導」の文言)と、プロフィールのリンクへの案内
  4. ハッシュタグ業種・地域・機材の3種類から数個(例:#展示会 #福岡イベント #LEDビジョン)。流行りのタグを大量に付けない

投稿文そのものは、撮った素材ごとに書きます。この型は、誰が書いても同じ質にそろえるための決まりとして使います。

アカウントの作り方名前は「ADisignage」でそろえ、行き先はサイトの1か所に集める

決めること提案理由
アカウントの名前どのSNSも「ADisignage(アディザネージ)」。ID は @adisignage を第一候補に、取れない媒体は同じ形にそろえる検索で見つけた人がSNSで同じ名前を探せるようにするため。レンタル用・販売用に分けると、1つあたりの投稿が少なくなり、どちらも育ちにくい
プロフィールの文「LEDビジョンのレンタル・販売・設置・映像制作/展示会ブース/全国対応(福岡・大阪・京都・東京)/2014年創業」何を頼める会社かを、最初の1行で分かるようにするため。年数ではなく創業年で書くと、年が変わっても直さずに済む
プロフィールのリンクサイトに、SNSから来た人向けの入口を1か所作り、「レンタルの相談」「購入の相談」「事例を見る」「料金を見る」の4つを並べる媒体によってはリンクを置ける数が限られるため。行き先を1か所にまとめておけば、SNSから来た人の数もそこで数えられる
リンクに付ける目印SNSごとに、どこから来たかが分かる目印(Google アナリティクスで使う UTM という仕組み)をリンクに付けるどのSNSから何人来て、何人が問い合わせたかを、月次レポートで分けて見るため
サイト側の準備アカウントができたら、会社情報の設定にSNSのURLを入れ、フッターにSNSへのリンクを置く検索から来た人が、サイトからSNSへ実績を確かめに行けるようにするため。いまは表示する場所が無い

始め方(3か月)最初の1か月は、すでにある素材と倉庫で撮れるものだけで回す

現場の撮影が回り始めるまでには、少し時間がかかるはずです。最初の1か月は、現場を待たずに出せるものでアカウントを埋め、プロフィールを開いた人が「ちゃんとやっている会社」と分かる状態を先に作ります。

1か月目

Instagram と YouTube を開き、既存の素材で埋める

  • プロフィールとサイト側の入口を整える
  • PR動画を縦長に作り直し、8つの場面を8本の縦の動画にする(案04の1本目を含む)
  • 動画付きの事例68件から、業種の違うものを選んで縦の短い動画を切り出す(案03)
  • 倉庫でゲームの実演(案08)と、買うか借りるかの回(案04)を撮る
  • 現場の撮影の決まり、申込書の掲載確認の欄、見積書・署名のQRを用意する
2か月目

現場の縦の動画を回し、TikTok を足す

  • 現場で5つのカットを撮り、縦の動画を週2本出す(案01・07)
  • 同じ動画を TikTok にも出す
  • 月末に「今月の現場」を初めて出す(案05)
  • 倉庫で大きさの比較(案02)と、スタッフの質問シリーズ(案06)をまとめて撮る
3か月目

数字を見て、続ける案と次のSNSを決める

  • SNSごとに、サイトに来た人数と「何で知ったか」の回答を確かめる
  • サイトに人を連れてきた案を増やし、来なかった案は出し方を変えるか止める
  • X・Facebook を開くか、広告を出すか、裸眼3Dの映像(案08)を作るかを決める
作業1週間あたりの時間の目安(仮)誰が
現場での撮影現場1回あたり10〜15分(三脚を置く・5つのカットを撮る)現場のスタッフ
編集(縦の動画2本)2〜4時間編集・投稿の担当
投稿文・投稿・コメントへの返信1〜2時間編集・投稿の担当
月1回のまとめ(案05)月に1〜2時間編集・投稿の担当

時間は、縦の短い動画を週2本出す場合のこちらの見積もりで、実際に回してから直します。

避けたいこと
  • PR動画や横長の記録動画を、そのまま貼るだけにすること。最初の数秒で何の動画か分からず、見られにくい(縦に作り直す・切り出すのはおすすめ)
  • 流行りのダンスや音源に乗るだけの投稿。社内では盛り上がっても、発注する人には何の会社か伝わらない
  • 「毎日投稿」を目標にすること。素材が尽きて質が落ち、止まりやすい。週2本を3か月続けるほうが成果を判断できる

効果の見方フォロワー数ではなく、サイトに来た人と問い合わせで判断する

フォロワーが増えても、発注する人でなければ問い合わせにはつながりません。見る数字は、SNSの中の数字からサイトの数字へ、順番に追います。

段階見る数字どこで見るか
届いたか投稿ごとの表示回数・再生数、最後まで見られた割合各SNSの分析画面
興味を持たれたかプロフィールを開いた数、保存された数、フォローの増減各SNSの分析画面
サイトに来たかSNSごとの訪問数と、そのあと見たページ月次の解析レポート(SNSの欄を足す)
問い合わせにつながったかSNSから来た人のお問い合わせ件数、「何で知りましたか」の回答管理画面の「お問い合わせ」と月次の解析レポート
3か月目の判断の目安(仮)

お問い合わせはもともと件数が少なく(9月にLEDビジョン専用のフォームが開かれたのは7回)、SNSからの問い合わせが0件か1件かでは、良し悪しを判断できません。3か月目は、その手前の数字で判断します。

  • SNSからサイトへの訪問が、いまの月0〜10回から、はっきり増えたか(目安:月30回以上)
  • SNSから来た人が、事例・料金・サービスのページまで見ているか
  • 「何で知りましたか」に、SNSの回答が出てきたか

Instagram で見て、あとで社名を検索して問い合わせる人は、SNSからの訪問として数えられません。お問い合わせフォームに「アディザネージを何で知りましたか」の選択欄を足すと、この人たちも数えられます(入力の手間が1つ増えるので、必須にはしない形をおすすめします)。

決めていただきたいこと始める前に決めておきたい6つ

  1. 編集と投稿を、社内の誰が受け持つか(外に頼むか)現場のスタッフは撮るだけにし、編集と投稿は別の担当にする分け方をおすすめします。目安は週に3〜6時間です(仮)。ここが決まらないと、ほかの準備が整っても始められません。
  2. YouTube を ADisignage の名前で新しく作るか、アディザインのチャンネルを使うかおすすめは新しく作ることです。ほかのSNSと名前がそろい、検索で探しやすくなります。アディザインのチャンネルの動画は、事例ページに埋め込まれているので消さずに残します。
  3. 広告を使うか、使うなら月にいくらまでか始めたばかりのアカウントは届く範囲が狭いので、少額の広告で、サイトを見た人に事例の動画をもう一度見せる方法があります。3か月目の判断の材料にもなります。
  4. 見積書・申込書に、掲載の確認欄を入れるか入れると、案01・03・07で使える現場が増えます。代理店経由の案件は、元請けへの確認も要ります。
  5. 顔を出して話すスタッフがいるか案04(買うか借りるか)と案06(スタッフの質問)に関わります。顔を出さない場合は、手元と声だけで撮ります。
  6. Facebook のページが、すでにあるかアディザインや AGS のページがあれば、新しく作らずにそこで出す形も選べます。3か月目に決めるので、急ぎません。

出典この提案で使った数字

制作株式会社アディザイン