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SNS運用 2026.09.18

SNS運用代行の費用はいくら?金額が変わる4つの要因

執筆:adisign

「SNSを始めたいので、運用を代行してもらうといくらかかりますか」というご相談をよくいただきます。結果は、金額を決めているのは、運用する媒体の数ではなく「どこまで任せるか」と「何を作るか」の組み合わせです

投稿の作業だけを任せる場合と、企画・撮影・動画編集まで任せる場合とでは、同じ「SNS運用代行」という名目でも中身がまったく違います。

中小機構が運営するJ-Net21では、SNS運用代行の月額契約の相場を10万〜20万円、単発のスポット契約を5万〜10万円としています(J-Net21「SNS運用代行業」、2026年9月18日確認)。

この記事では、SNS運用代行の費用相場と、金額を動かす4つの要因、自分でやる範囲とプロに任せる範囲の見極め方までをまとめました。費用を抑える考え方もあわせてご紹介します。

SNS運用代行でお願いできること

「SNS運用代行」とひとくくりに言っても、会社によって請け負う範囲はかなり違います。主な業務は次のとおりです。

  • 投稿する内容の企画・構成づくり
  • 画像・文章・ハッシュタグを組み合わせた投稿の制作
  • ショート動画の撮影・編集
  • 投稿の予約・配信作業
  • コメント・メッセージへの返信対応
  • SNS広告の設計と効果測定
  • 投稿の反応を見ての分析・改善提案

「投稿の作業だけ」を代行する会社もあれば、企画から分析・改善まで丸ごと引き受ける会社もあります。見積りを比べるときは、金額そのものより先に、この業務内容がどこまで含まれているかを確認してください。含まれる範囲が違えば、同じ「月額」という言葉でも比べる意味がありません。

費用の内訳 — かかるのは4種類のお金です

SNS運用代行にかかる費用は、性質の違う4種類に分けられます。まとめて「運用費」とだけ考えると、見積りの中身を比べにくくなります。

費用の種類何のためにかかるか
初期費用各SNSの役割・投稿方針を決める全体設計、アカウントの新規開設
月額の基本料投稿計画の管理・打ち合わせ・簡易な報告など、毎月続く作業
つくる物の単価投稿1件・動画1本など、実際に手を動かしてつくる分の費用
撮影費用写真・動画のもとになる素材を、新しく撮り直す場合の費用

このうち、初期費用と撮影費用は「必要なときだけ」かかるお金です。すでに使えるアカウントがあり、素材も自社で用意できるなら、月額の基本料とつくる物の単価だけで始められます。逆に、アカウントの新規開設から任せ、撮影もすべて依頼する場合は、その分が最初にまとまって乗ります。

金額が変わる4つの要因

同じ「SNS運用代行」でも、次の4つの組み合わせしだいで、月額はかなり上下します。

どこまで任せるか

素材の支給を受けて投稿の作業だけを代行する場合と、企画・投稿計画づくり・毎月の分析まで任せる場合とでは、必要な打ち合わせの時間も、考える作業の量も違います。任せる範囲が広いほど、基本料は上がります。

何を・どれだけ作るか

投稿を月に何件つくるか、動画を何本つくるかは、そのまま制作にかかる時間に直結します。テキストと画像だけの投稿より、ショート動画のほうが、撮影・編集の手間がかかる分、単価は高くなります。

撮影が必要か

すでに使える写真・動画があれば、この費用はかかりません。新しく撮る場合も、運用スタッフによる簡易な撮影と、プロのカメラマンが照明機材を持ち込む撮影とでは、金額の幅がかなり大きくなります。出演者が必要な動画や、屋外でのロケ撮影は、さらに別料金になるのが一般的です。

媒体をどう組み合わせるか

Instagram・X・TikTok・LINE公式アカウントなど、どの媒体を、どんな役割で使うかを最初に決めておくと、あとの制作がぶれません。1本の動画を撮れば、テキストで作り直さなくても複数の媒体に展開できるので、媒体の数がそのまま費用に比例するとは限りません。ここは会社によって考え方が分かれるところなので、見積りの説明を聞くときに確認してみてください。

自分でやる範囲とプロに任せる範囲の見極め方

すべてを代行に任せる前に、自分たちでできる部分を切り分けておくと、費用はかなり変わります。判断の軸は、素材を自分たちで用意できるか、文章を書く時間が取れるか、投稿の反応を見て次を考える余力があるかの3つです

写真や動画の素材を、店舗や事務所で撮れる人がいるかどうか。投稿の文章を書く時間が、月に何時間か取れるかどうか。そして、投稿した反応を見て、次の内容を考える余力があるかどうかです。この3つのうち、時間が取れそうな部分は自分たちで担い、専門知識や制作の手間が大きい部分だけを任せると、月額を抑えられます。

投稿文の下書きは、生成AIを使うと自分たちでもかなり進められます。伝えたい内容の要点をChatGPTなどに渡し、たたき台を作ってもらってから、自社の言葉に直すという使い方です。文章づくりにAIを使う考え方は、SEO対策は自分でできる?でも詳しく触れています。企画の方向性を決めることや、複数の媒体をまたいだ分析は、専門知識が要る部分なので、プロに向いています。

スマートフォンを置いたスタンドと、投稿の予定を書き込んだ紙のカレンダーが並ぶデスク

私たちも、新しい事業を立ち上げるときは、まず自分たちのホームページだけで走り出すことがあります。LEDビジョン事業の「アディザネージ」も、営業担当を置かず、自社のWebサイトだけで立ち上げて、いまも自社で運営しています。SNSも同じで、最初から全部を外に任せる必要はなく、自分たちでできる範囲から始めて、手が回らなくなったところから任せていくという順番でも十分です。

安くする方法と、削らないほうがいいところ

費用を抑える方法はいくつかあります。素材の撮影を自社で行い、制作会社には編集や投稿だけを任せる方法。投稿文の下書きをAIで作り、確認と調整だけを依頼する方法。最初は1つの媒体、月数件の投稿から始めて、反応を見ながら増やしていく方法です。

ただし、削らないほうがいいところもあります。最初の企画・戦略設計を省いて「とりあえず投稿を始める」と、何のために発信しているかがぶれて、続けるほど成果が見えにくくなります

投稿を続けても、反応を見て内容を直す工程がなければ、同じような投稿を延々と繰り返すだけになりがちです。安くする工夫は、成果を出すための工程を削ることではなく、自分たちでできる作業を見極めて手間を移すことだと考えてください。

アディザインのSNS運用代行

私たちのSNS運用代行は、媒体ごとに料金表を分けていません。「どこまで任せるか」と「何を・どれだけつくるか」の組み合わせで月額が決まる仕組みで、媒体を増やしても、その分の展開費用はいただかない考え方をとっています

投稿づくりから撮影、ショート動画の3媒体展開まで、実際の料金はSNS運用代行のページで、条件を選ぶとその場で概算が出るシミュレーターをご用意しています。すでに運用しているアカウントの引き継ぎも承っています。

よくある質問

Q. 月額はいくらから頼めますか?

素材をこちらで用意して投稿の作業だけを依頼する場合は、月数万円台から相談できることが多いです。企画・撮影・動画制作まで含めると、月数十万円になることもあります。会社によって最低ラインが違うので、見積りの際に確認してください。

Q. 複数のSNSを同時に始めたほうがいいですか?

必ずしもそうではありません。まずは1つの媒体で運用の型を作り、反応を見ながら他の媒体に広げるほうが、費用も手間も無理なく進められます。媒体ごとの役割を先に整理しておくと、あとから増やすときにも迷いません。

Q. 自分で運用してから代行に切り替えることはできますか?

できます。すでにあるアカウントの投稿傾向やフォロワーの反応を見せていただければ、そこから引き継いで運用を始められます。ゼロから始めるより、これまでの積み重ねを活かせる分、方向性を決めやすいこともあります。

Q. 動画とテキスト投稿、どちらを優先すべきですか?

伝えたい内容と、割ける時間によります。テキストと画像の投稿は制作の手間が少なく、始めやすい形です。動画は制作に手間がかかる分、1本を複数の媒体に展開でき、まだ会社やお店を知らない層に届きやすいという特徴があります。両方を無理に始めず、まずはどちらか始めやすいほうから試してみてください。

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