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AI活用 2026.10.03

生成AIとは?動画・3D・ナレーションまで作る、いまのAIの実力

執筆:adisign

生成AIは、文章や声で指示を出すと、文章・画像・動画・音声・プログラムを作り出すAIです。いまでは作るだけでなく、パソコンを操作して仕事そのものを進めるところまで来ています。

2026年9月には、OpenAIの「GPT-6 Astra」、Anthropicの「Claude Opus 5.5」、Googleの「Gemini 3.8」と、大手3社の新しいAIが相次いで公開されました。動画の編集、3Dの制作、ナレーションのように、これまで専門の人に頼んでいた仕事にも、AIが入り始めています。

その様子を、実際にXに投稿された動画で紹介します。

ChatGPT・Gemini・Claudeは、生成AIのサービスの名前です

生成AIは技術の呼び名で、ChatGPT・Gemini・Claudeは、それを使えるサービスの名前です。ChatGPTはOpenAI、GeminiはGoogle、ClaudeはAnthropicが提供しています。

各サービスの中で働く頭脳を「モデル」と呼び、モデルが新しくなるたびに、できることが大きく増えます。この記事に出てくる「GPT-6 Astra」「Claude Opus 5.5」「Gemini 3.8」は、どれも2026年9月に出たモデルの名前です。

パソコンの操作を、AIに任せられるようになりました

これまでのAIは、聞かれたことに答えるのが中心でした。いまは、AIが人の代わりにパソコンを操作して、仕事を最後まで進めるところまで来ています。

OpenAIは2026年9月3日に「GPT-6 Astra」を公開し、パソコンでできることなら何でも代わりにやる、と打ち出しました。

OpenAI公式による「GPT-6 Astra」の発表(2026年9月3日)。パソコンやブラウザの操作を大きく伸ばしたモデルとして、TechCrunchも報道しています。できることの範囲は、OpenAI自身の説明です。出典: OpenAI(@OpenAI)のX投稿(2026-09-03)

Anthropicも、9月22日に「Claude Opus 5.5」を発表しています。上位のモデル「Claude Fable 5.1」並みの性能を、前のモデル(Opus 5)より4割低い運用費で出せると説明しています。

Claude公式による「Claude Opus 5.5」の発表(2026年9月22日)。報道はTechCrunchです。出典: Claude(@claudeai)のX投稿(2026-09-22)

使った人からは、こんな報告も出ています。Opus 5.5に5分ほど話して指示を出したら、AIが12時間かけて作業を続け、朝起きたら成果物が出来上がっていた、という投稿です。

個人の投稿(2026年9月23日)。12時間という時間や成果物の出来は、本人の申告です。出典: donald(@donaldjewkes)のX投稿(2026-09-23)

動画の制作は、AIが仕上げの書き出しまで進めます

動画のAIサービスを提供するHiggsfieldは、Opus 5.5と連携した機能を発表しました。AIが画像やロゴを作り、動きをつけて動画を書き出し、動画編集ソフト(After Effects)で人が続きを直せるファイルまで渡します。

動画サービス会社Higgsfieldの公式投稿(2026年9月26日)。企業の発表で、仕上がりは投稿の動画で確かめられます。出典: Higgsfield AI 🧩(@higgsfield_ai)のX投稿(2026-09-26)

次の投稿は、AIに動画サービスのRunwayを使わせて、「超知能についての、Netflix風のドキュメンタリー」を指示したところ、この動画が返ってきたという報告です。

Gavin Purcell氏の投稿(2026年9月25日)。動画の出来の評価は、本人の感想です。出典: Gavin Purcell(@gavinpurcell)のX投稿(2026-09-25)

3Dのモデリングも、AIが専門ソフトを操作して進めます

3Dモデルを作る専門ソフト(Blender)を、AIが自分で操作してモデリングする例が出てきました。古い蒸気機関車の絵をAstraに渡したら、数分で3,295個の部品に分けて立体にした、という報告です。

Astraの早期利用者による投稿(2026年9月4日)。部品の数は本人の申告です。出典: Tom Krcha(@tomkrcha)のX投稿(2026-09-04)

日本語の投稿では、画像を渡すと背景の街並みを自動で3Dにし、制作過程を見せる動画の編集までAIが行った、という報告があります。投稿した横原寛一さんは「完成度はまだ駄目」と書きつつ、3DCGを人の手で作らない時代の始まりを感じたと述べています。

横原寛一さんの投稿(2026年9月6日)。完成度が十分でないことも、本人が書いています。出典: Hirokazu Yokohara(@Yokohara_h)のX投稿(2026-09-06)

ホームページも、見た目の作り込みがここまでできます

AIで作るホームページも、デザインを細部まで作り込めるようになっています。次の投稿は、Astraを使って、人体を2,234個の部品に分解して見せる3Dのウェブサイトを作ったというもので、動画でページを動かしたときの見た目を確かめられます。

個人の投稿(2026年9月5日)。凝った作品の例で、会社案内のサイトとは作りが違います。部品の数は本人の申告です。出典: ashe(@ashebytes)のX投稿(2026-09-05)

ナレーションは、AIが演技をつけて読み上げます

ナレーターに頼んでいた読み上げも、AIで作れるようになっています。Googleは2026年9月23日に、文章を音声にして読み上げるAI「Gemini 3.8 Flash TTS」を発表しました。

Google AI Studio公式による発表(2026年9月23日)。報道はblockchain.newsです。出典: Google AI Studio(@GoogleAIStudio)のX投稿(2026-09-23)

日本語の使用例では、自分の声をAIでそっくりに再現し、感情を込めて読ませたら、自然で再現度が高かったという報告があります。本人は、他人の声を使うなら許可を取ることが大切だとも書いています。

個人の投稿(2026年9月24日)。感想は本人のものです。出典: 松丸 彗吾(keigo matsumaru)(@k_matsumaru)のX投稿(2026-09-24)

中小企業は、外に頼んでいた仕事を社内で進められるようになります

実例を並べると、パソコン操作、動画、3D、ホームページ、ナレーションと、人がパソコンでしてきた仕事の多くを、AIが引き受け始めています。AIにできない仕事が残る期間は、そう長くないと思います。

パソコンの作業はAIに任せ、人は自社にしか集められない情報や実績を集める役に回る。この分け方ができると、これまで外に頼んでいた仕事の一部を、社内で進められます。

「AIに何ができないか」を探すより、自社の仕事のどこをAIに任せられるかを考えるほうが、得るものは大きいと思います。

間違いが心配なときは、出典を開いて確かめる

「AIは間違うことがある」と聞いて、使うのをためらっている方もいるかもしれません。いまは、ウェブを検索し、出典のリンクを付けて答えるAIが普通になりました。Googleの検索にも「AIモード」があり、AIの回答と一緒に、関連するWebページへのリンクが示されます(ITmedia PC USER、2025年9月)。

間違いは「AIの苦手分野」というより、使い方の問題です。出典を開いて確かめれば、人から聞いた話を裏取りするのと同じ手間で済みます。

会社の情報をどこまで入れてよいかも、AIの性能の話ではありません。サービスの利用規約と設定、社内のルールで決めることで、決め方は生成AIの社内ルールの作り方にまとめています。

まずは、毎週くり返している仕事を1つ任せてみる

始めるなら、毎週くり返している仕事を1つ選び、AIに任せてみるのが近道です。お客さまへのお礼メールの下書き、会議メモの要約、案内文の作り直しなどが向いています。

指示は、キーボードで打ち込んでも、声で話しかけても構いません。返ってきた答えに出典があればリンクを開いて確かめ、1回やってみると、どこまで任せられるかの感覚がつかめます。

無料で試せる範囲があるサービスも多いので、条件を各社の公式ページで確認してから始めてください。

仕事のどこから任せるかは、AIで業務効率化するなら、どの仕事から?に、会社でAIを使い始める順番はAIの社内導入は何から始める?に書いています。社員みんなで一度触れてみる研修の形は、生成AI研修は必要?にまとめています。アディザインのAIの取り組みは、AI活用のページで紹介しています。

よくある質問

Q. 生成AIとChatGPTは、同じものですか?

ChatGPTは、生成AIを使えるサービスの一つです。ほかにGemini、Claude、Copilotなどがあり、提供している会社も、得意なことや使い心地も違います。同じ指示を2つのサービスに入れて見比べると、違いが分かります。

Q. 無料で使えますか?

無料で試せる範囲があるサービスが多くあります。ただ、使える回数や機能はサービスごとに違い、変わることもあります。この記事で紹介した新しいモデルは、有料プランや開発者向けの提供が先になる場合もあるので、公式ページで最新の内容を確認してください。

Q. パソコンが苦手でも使えますか?

使えます。普段の言葉で指示を出せば動くので、特別な操作を覚えなくても始められます。総務省の資料でも、普段の言葉で指示するだけで使えると説明されています(令和6年版 情報通信白書)。

Q. 投稿の内容は、本当ですか?

この記事で貼った投稿は、公式アカウントか、投稿した本人が分かるもので、公式の発表や報道で内容を確かめられるものだけを選びました。それでも、投稿は「その人が言っていること」です。条件や限界は、各投稿の下に書いています。

出典と確認日

2026年10月4日時点で、各投稿と報道を確認した内容です。新しいモデルや機能の話は変わりが早いので、最新の情報は各社の公式ページで確認してください。

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