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Web広告運用 2026.09.22

Web広告の始め方|何から決めればいいか

執筆:adisign

Web広告を始めるときに最初に決めるのは、リスティングにするかSNS広告にするか、という媒体選びではありません。「何のために」「いくらまで」「どこに着地させるか」の3つを先に決めてから、媒体を選ぶ順番のほうがうまくいきます。

媒体から決めてしまうと、あとから目的とずれていることに気づいたり、着地させるページが無いまま予算だけ使ってしまったりします。

この記事では、広告を出したことがない方向けに、始める前に決めることを順番に整理します。広告・LP・動画を自社で一貫して制作している立場から、着地ページまで含めた進め方で書きます。

目的を決める

最初に決めるのは、広告で何を達成したいかです。「問い合わせを増やしたい」「ネットショップの売上を伸ばしたい」「新しいサービスを知ってもらいたい」では、選ぶ媒体も、成果の測り方も変わってきます。

目的があいまいなまま始めると、クリック数は伸びているのに問い合わせにつながらない、といったズレに気づけません。まず「広告を見た人に、最終的に何をしてほしいか」を一文で言えるようにしておくことが最初の一歩です。

予算を決める

Web広告には、決まった料金表がありません。広告費は、クリックされた回数や表示された回数に応じて発生する仕組みで、媒体や業種によって単価が変わります。

Googleは、1日の費用の上限をほとんどのキャンペーンで「1日の平均予算の2倍」、1か月の費用の上限を「1日の平均予算の30.4倍」までに抑える仕組みを公式に説明しています(1日の平均予算について、2026-09-22確認)。つまり、1日の予算を先に決めれば、月にいくらまで使うかをある程度コントロールできます。

少額からでも始められる仕組みなので、最初から大きな予算を組む必要はなく、まずは小さく出して反応を見ながら、伸びる媒体・伸びるキーワードに予算を寄せていくやり方をおすすめします。

自転車のタイヤを替えるだけで走りが変わるように、フレームごと買い替える前に、小さな部品から試して感触をつかむほうが遠回りに見えて確実です。

媒体を選ぶ

目的と予算が決まったら、媒体を選びます。代表的なものは次の3つです。

  • リスティング広告Google・Yahoo!の検索結果に出る広告です。今すぐ探している人に直接届くので、問い合わせや購入につながりやすい媒体です
  • ディスプレイ・リターゲティング広告Webサイトやアプリの広告枠に画像で表示されます。一度サイトに来た人を追いかける使い方に向いています
  • SNS広告Instagram・Facebook・LINEなどに表示されます。動画やビジュアルで興味を引く広告向きです

どれか1つに絞る必要はありません。目的に応じて組み合わせるのが一般的です。ただし、最初から複数の媒体を同時に始めると、どれが効いているか分かりにくくなるので、1つの媒体で運用に慣れてから広げることをおすすめします。

着地ページの構成案とキャッチコピーの候補を確認する打ち合わせの様子

着地ページ(LP)を用意する

広告を出す前に、忘れずに準備しておきたいのが着地ページです。広告をクリックした人が最初に見るページで、ここが弱いと、どれだけ広告費をかけても成果にはつながりません。

すでにあるホームページを着地先にする方法もありますが、1つの商品・サービスに絞って申し込みまで完結させたい場合は、専用のランディングページ(LP)を用意したほうが成果につながりやすくなります。

LPとホームページの違いや、制作費用の考え方は、ランディングページ(LP)の費用はいくら?で詳しく書いています。

私たちが広告のご相談を受けるときにお伝えしているのは、広告・LP・動画を別々の会社に頼むと、修正のたびに間に入って調整する手間がかかる、ということです。同じチームで一貫して作れると、広告のデータから見えた傾向を、すぐにLPの見出しや構成に反映できます。

計測の仕組みを整える

広告を配信したら、問い合わせや購入につながったかを測る仕組みが必要です。フォームの送信や購入完了のタイミングで計測タグが動くように設定しておくと、どの広告・どのキーワードが成果につながったかが分かるようになります。

計測の仕組みが無いまま配信を続けると、クリック数や表示回数は分かっても、実際に成果が出ているかどうかを判断できません。配信を始める前に、着地ページ側に計測タグを設置しておくことをおすすめします。

外注するか、自社で運用するか

ここまでの準備が整ったら、あとは自社で運用するか、外注するかを決める段階です。すでに広告を検討している方向けの判断基準は、リスティング広告は外注か自社か?にまとめています。

初めて広告を出す場合は、まず外注で全体の進め方を経験してから、自社での運用に切り替えていく方法もあります。どちらが正解ということはなく、社内に運用できる人手があるかどうかで決めてください。

始める前に決めておきたいこと

広告を出す前に、次の5つを紙に書き出しておくと、依頼先との打ち合わせがスムーズになります。

項目決めること
目的問い合わせ・購入・認知のうち、何を増やしたいか
予算1日いくらまで、まずは試してみるか
媒体リスティング・ディスプレイ・SNS広告のうち、どれから始めるか
着地ページ既存のホームページを使うか、専用のLPを用意するか
計測問い合わせや購入をどう計測するか

具体的な料金体系と進め方は、Web広告運用にまとめています。

まとめ

Web広告は、媒体から選ぶのではなく、目的・予算・着地ページを先に決めてから始めたほうがうまくいきます。着地ページと計測の仕組みが整っていないまま配信すると、広告費をかけても成果が見えにくくなるので、配信前の準備に時間をかけてください。

よくある質問

Q. Web広告は月いくらから始められますか?

決まった最低金額はありません。1日の予算を数百円〜数千円に設定して、少額から試すこともできます。まずは小さく始めて、反応を見ながら予算を調整する進め方が現実的です。

Q. ホームページがまだ無くても広告は出せますか?

技術的には出せますが、着地させるページが無いと成果にはつながりにくくなります。広告を出す前に、専用のLPか、既存のホームページの該当ページを用意しておくことをおすすめします。

Q. どの媒体から始めればいいか分かりません

今すぐお客さまを探している場面なら、リスティング広告から始めるのが分かりやすい選択です。ビジュアルで興味を引きたい商品であれば、SNS広告から試す方法もあります。

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