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ホームページ更新は何から?優先する順番と、自分でやる・頼むの分け方

執筆:adisign

ホームページの更新は、間違っていると困る情報から順に直すところから始めれば足ります。営業時間・休み・連絡先、料金やサービス内容、お知らせ、実績、ブログの順に進めます。

「毎週ブログを書かないといけない」と考えて止まってしまう場合があるのですが、まず必要なのは、載っている情報が今の会社の実態と合っているかどうかだと思います。ブログは、その後の話になります。

更新を続けるには、この順番に加えて、月に1回だけ見直す日を決めておくことと、誰が更新するかを先に決めておくことが大事です。

この記事では、何をどの順で更新するか、自分で更新できる形にするには制作のときに何を決めておくか、更新を頼むときの範囲と渡し方、AIに更新を進めてもらう方法まで書きました。ホームページの制作と公開後の運用をお手伝いしている会社の目線でまとめています。

更新が止まると、お客さまには古い情報のまま届く

更新が止まっていて困るのは、見た目が古く感じられることよりも、古い情報がそのままお客さまに届く点にあります。

たとえば、営業時間や定休日が変わったのにホームページは前のままだと、それを見て来店された方が閉まっているお店の前で帰ることになります。料金を改定したのに古い金額が載っていれば、問い合わせのたびに「ホームページの金額とは違います」という説明が要ります。

お知らせの一番新しい日付が1年以上前、という状態も気になるところです。取引を考えている方は、「この会社は、今も動いているのだろうか」と、問い合わせる前に確かめようとします。日付が古いと、そこで迷わせてしまいます。

Googleマップに出る営業時間は、ホームページではなくGoogleビジネスプロフィールの設定で決まります。営業時間が変わったときは、両方を直さないと食い違いが残ります。設定の仕方は「MEO対策とは?Googleビジネスプロフィールの整え方」に書きました。

更新が止まる原因は、続ける仕組みが無いことにあることが多いです。更新のやり方を知っている人が1人だけで、その人が忙しくなると止まる。管理画面の使い方が分からず、そのままになる。誰の仕事か決まっていない。こうした構造を先に直せば、更新は続きやすくなります。

更新は、間違っていると困る情報から順に

優先する順番は、お客さまの行動に直接影響する情報が先、読みものが後です。

更新を優先する順番
  1. 営業時間・休み・連絡先

    変わったら、その日のうちに直します

  2. 料金・サービス内容

    変わったら、関係するページをまとめて直します

  3. お知らせ

    臨時休業・新メニュー・受付の変更など、お客さまが知りたいことを載せます

  4. 実績・事例

    仕事が1件終わるごとに1件足します

  5. ブログ・読みもの

    担当と書く内容が決まってから始めます

上のものほど、間違っているとお客さまが困る情報です

営業時間・休み・連絡先、料金・サービス内容

最初の2つは「増やす」更新ではなく「合わせる」更新です。変わったときに直すだけなので、頻度は決まっていません。

見落としやすいのは、同じ情報が複数のページに載っている場合です。トップページの営業時間は直したのに、会社概要とお問い合わせページには古い時間が残っている、という状態が起こりやすくなります。料金も、サービス紹介と料金ページで別々に書いていると、片方だけ直し忘れます。

なので、変わりやすい情報は、載っている場所を一度書き出しておくと安心です。Googleで「site:自社のドメイン 営業時間」(ドメインは、アドレスの「https://www.」のあとから最初の「/」までの部分)と検索すると、載っているページの見当がつきます。

お知らせ

お知らせは、臨時休業、新メニューや新サービス、受付時間の変更、展示会への出展のように、お客さまが今知りたいことを載せる場所です。

続かなくなる原因の多くは、書くことがない、と感じてしまう点にあります。実際には、ホームページを見て問い合わせてくる方が知りたいことは、社内では当たり前になっていることが多く、たとえば「年末年始の受付の日程」や「納期の目安が変わった」のような一文でも役に立ちます。

一方で、お知らせ欄を作ったのに、担当が決まらず最初の1件だけで止まっているサイトも少なくありません。更新できる体制が取れているかで、設置するかどうかを決めるのが安全です。目的を決めずに置いたお知らせが止まると、「ちゃんと運営されていない」という印象を残してしまいます。設置の考え方は「会社ホームページに必要なページとは?」にも書きました。

実績・事例

実績は、仕事が1件終わったときに1件足します。まとめて年に1回更新しようとすると、写真や当時の記憶が残っておらず、書くのが重くなるからです。

これは制作の現場で感じる傾向ですが、仕事の記録、とくに写真をこまめに残しているお客さまのほうが、品質の高いホームページになる傾向があります。完成した状態だけでなく、作業の途中や、使った材料の写真があると、実績ページの説得力がぐっと上がります。

仕掛けとしては、案件ごとに「何に困っていて、何をして、どうなったか」を3行で書く欄を用意しておくと、書く負担が減ります。お客さまの名前を載せるときは、先方の許可が要ります。許可が取れないなら、業種と地域だけをぼかして書く方法もあります。

ブログ・読みもの

ブログは、更新の中で一番手間がかかります。書く人と内容が決まっていないうちに始めると、数回で止まって、かえって古い印象になりやすいです。

始めるなら、先に「誰が読んで、次に何をしてほしい記事か」を決めます。検索して来た人の疑問に答える記事なのか、社内の雰囲気を伝えたいのか、目的で書く内容が変わります。読みものを増やす考え方は「オウンドメディアとは?」に書きました。

Googleは、検索エンジンを第一に考えたコンテンツを避けるための確認事項として、内容を実質的に変えないまま、ページを新しく見せるために日付を変えていないか、という質問を挙げています。日付だけ新しくしても読む人の役には立たないので、更新は中身の変更を伴うものにしてください。

頻度は、月に1回の見直しの日を決める

更新の頻度に、決まった正解はないと思います。回数を決めて守れなくなるより、続けられる小さな回数のほうが、結果として古い情報が残りにくくなります。

続けやすいのは、月に1回、決まった日に、ホームページを頭から見直す日を作る形です。第1営業日の午後、のようにカレンダーに入れてしまうと、忘れにくくなります。

見直す日にやることは、次の4つです。

  1. トップページとお問い合わせページを開いて、営業時間・休み・連絡先が今のとおりかを見る
  2. 料金・サービスのページに、変わったところがないかを見る
  3. 先月あった臨時休業や新しい取り組みで、お知らせに書いていないものがあれば1件足す
  4. 終わった仕事で、実績に載せられるものがあれば1件足す

この4つなら、1回の作業量は小さく収まります。ブログは、この見直しの日とは別に、書ける人が決まってから足してください。

この見直しの日に、なぜか毎回後回しになる、という会社もあります。その場合は、自分たちの力だけでやろうとせず、次の章から順に、更新の分け方を確かめてみてください。

更新を誰がやるかは、3つの質問で分かれる

更新を自分たちでやるか、頼むか、AIに進めてもらうかは、今の状況によって変わります。次の質問に答えると、この記事のどの章を読めばいいかが分かります。

更新を誰がやるかの見分け方

    質問1

    管理画面(サイトの文章や画像を書き換えるための、ログイン式の画面)などから、文字や画像の差し替えを自分たちでできる状態ですか

    制作会社に、更新できる範囲を聞くと確かめられます

    質問2

    更新の担当者と、月1回の見直しの日は決まっていますか

    決まっていなければ、まずそこからです

    質問3

    担当者が更新すれば、毎月の作業は無理なく終わりますか

    忙しい時期に止まらないかを想像して答えてください

    あなたの場合

    まず、自分で更新できる形にする

    更新できる範囲を決めるところから始めます

    「自分で更新できる形にしておくには」の章を読む

    あなたの場合

    担当と見直しの日を決める

    更新の頻度は、回数より続けられる仕組みが大事です

    「頻度は、月に1回」の章を読む

    あなたの場合

    頼む部分か、AIに進めてもらう部分をつくる

    全部を自分でやろうとせず、手が回らないところを任せます

    「更新を頼むときは」の章を読む

    あなたの場合

    今のまま、自分たちで続ける

    見直しの日を守りながら、必要なときだけ相談します

    「頻度は、月に1回」の章を読む

    自分で更新できる形にしておくには、制作のときに3つ決める

    自分たちで更新できる形にするには、ホームページを作るとき、または今のサイトの引き渡しのときに、次の3つを決めておく必要があります。どこまでを自分たちで直すかを最初に決めておくと、更新が止まりにくくなります。

    • どこまで自分で直すか文字と画像の差し替え、お知らせの追加、ページの追加、ページ構成そのものの変更のうち、どこまで自分たちでやるのかを決めます。文字と画像の差し替えとお知らせの追加は、管理画面から自社で行える形にしておくのが一般的です
    • 誰がログインして直すか管理画面のIDとパスワードを持つ人を、担当者と、もう1人の代わりの人の2人にします。1人だけだと、その人が休んだり退職したりしたときに止まります
    • 手順を1枚にまとめておく「お知らせを足す」「営業時間を直す」「実績を足す」の3つだけでも、画面のどこを押すかを、画面の写真つきで1枚にまとめておきます
    うどん店の店主がカウンター席で、お知らせ一覧の載った自店のホームページをノートPCで確認している様子

    制作会社に「文字や画像の差し替えは、管理画面から自分たちでできますか」「ページを足すときも、自分たちでできますか」と聞いておくと、引き渡しのあとに困りません。制作会社の選び方の中で、この視点をどう使うかは「ホームページ制作会社の選び方」に書きました。

    制作会社によって、更新できる範囲を絞る場合もあります。デザインが崩れないようにするためだったり、作りによっては自社で直せなかったりするので、契約の前に確認するのが確実です。

    注意してほしいのは、管理画面を用意しても、実際にはあまり使われないこともあります。更新は費用を払って任せる、という選択も普通にあります。自分でやるか任せるかは、担当者の時間と得意さで決めて構いません。

    自分たちで運用していく場合は、サーバーの扱い方や、ファイルをどこにアップロードするか、といった基本の部分で詰まりやすいです。ホームページの制作・更新・運営は、自社の強みを見直す意味でも自社で行うのがいいと思います。詰まりやすいところだけ、内製化支援のように教わりながら進める方法もあります。

    更新を頼むときは、範囲と渡し方を先に決める

    更新を制作会社などに頼むと、何を頼むかで、かかる時間も費用も変わります。頼む前に、範囲を分けておくと、見積りの話が早くなります。

    頼みたいこと渡すもの費用や時間が変わりやすい点
    文字や画像の差し替え直したい場所(ページと段落)と、新しい文章・画像直す箇所の数、画像の加工が要るか
    お知らせ・実績の追加載せたい文章と写真、載せる日原稿を先方が書くか、こちらで書くか
    ページの追加何のページか、載せる内容の下書き、参考にしたいページ新しくデザインするか、既存の型を使うか
    ブログ記事の作成テーマ、伝えたいこと、社内で聞ける現場の話取材の有無、写真の撮影の有無

    頼み方の基本は、変更してほしい内容を、文章と画像で、1回で渡すことです。「トップの写真を差し替えてください」だけだと、どの写真をどの写真に差し替えるのかが分からず、確認のやり取りが増えます。

    次の4つを1通にまとめて送ると、やり直しが減ります。

    • どのページの、どこを直すか(ページのアドレスと、直したい文章の引用)
    • 直したあとの文章と、使う画像のファイル
    • いつまでに反映してほしいか(臨時休業のように、日付が決まっているもの)
    • 反映後に、誰が、どこを見て確認するか

    頼む前に必ず確かめたいのは、費用の考え方です。1回ごとの費用なのか、月額で決まった回数までなのか、範囲を超えたときはどうなるのかを、契約の前に聞いておくと、あとで「思ったより高かった」となりにくくなります。

    こうした依頼は、更新代行という名前のサービスとして用意している会社があり、更新が少なければそのつど依頼、多ければ月額のように分けている制作会社もあります。自社の更新の量に合うものを選んでください。

    AIに更新を進めてもらう仕組みもある

    AIを使って更新の手間を減らす方法が、ここまでの「自分でやる」「頼む」に並ぶ3つ目の選択肢になります。

    アディザインでは、ホームページの制作で、AIエージェント(指示を受けて作業を代行するAI)をつなげられる作りにして、更新の作業を自動化する形も相談できます。内容は3つの段階に分かれています。ここでは、更新の話に合うものを中心に書きます。

    1. 更新を進める仕組み載せたい内容をメモで渡すと、AIが下書きを作って、掲載まで進めます。価格の改定を、関係するページにまとめて反映することもできます
    2. サイトの構成そのものの変更ページの並びやレイアウトの変更まで、AIと一緒に進めます
    3. SEO・記事執筆の運用SEO(検索で見つけてもらうための取り組み)として、AIが検索の状況を見て記事を書き、結果を分析して直していきます。集客まで含めた仕組みなので、公開後の集客を任せたいときの話になります

    これらは、すべての制作プランに入っているものではありません。「そういうプランもある」「オプションとして相談できる」という位置づけです。3つ目は更新というより公開後の集客の話なので、詳しくはこの章の最後のリンク先を見てください。

    更新の作業に絞るなら、いちばん適しているのは、お知らせやブログのように、メモから文章にする手間が大きい作業だと思います。

    AIで更新する仕組みを入れておくと、運営が楽になるだけでなく、社内でAIを使う練習にもなります。

    ただ、AIに任せられるのは作業で、何を載せるかを決めるのは人です。営業時間の変更や、実績を載せてよいかの確認のように、事実を確かめる部分は、これまでどおり担当者が見る必要があります。

    検索結果での表示を増やすための記事の書き方は「ホームページ制作のSEO」に、頼むときの費用の見方は「SEO対策の費用は頼む中身で変わる」にまとめました。

    アディザインに相談する場合

    更新が止まっているときは、まず今の状態を確かめるところから始めます。上の見直しの4つを1周してみて、それでも手が回らないところが見えてきたら、相談のタイミングです。

    どこから頼めばいいか分からない状態でも構いません。

    自分たちで更新できる形を整えて、運用を回せるようにしたい場合は、内製化支援が合います。サーバーの扱いや管理画面の使い方を、実際のサイトを使いながら教わる形です。

    作り直しや、AIで更新する仕組みも含めて考えたい場合は、ホームページ制作のページを見てみてください。公開後の集客まで任せたい場合は、SEO・AIO対策で、どこからお手伝いできるかをご覧いただけます。

    最新の内容と料金は、それぞれのページと料金ページで確認してください。

    よくある質問

    Q. ホームページは、どのくらいの頻度で更新すればいいですか?

    決まった回数はないと思います。営業時間や料金のように、変わったときに直すものは、その都度です。それ以外は、月に1回、見直す日を決めて、お知らせや実績を足していく形が続けやすいと思います。

    Q. 日付だけ新しくするのは効果がありますか?

    効果は期待しにくいと思います。Googleは、内容を実質的に変えないまま日付だけ新しくすることを、検索エンジン向けの工夫を避けるための確認事項に挙げています。日付を変えるなら、中身も見直したうえで変えてください。

    Q. 更新を頼むと、費用はどのくらいかかりますか?

    頼む範囲と頻度で変わります。文字や画像の差し替えだけなのか、ページの追加や記事の作成まで含むのかで違うので、頼みたい内容を先にまとめて、見積りを取るのが確実です。1回ごとの費用なのか月額なのかも、契約の前に聞いてください。

    Q. 自分で更新できるかどうかは、事前に分かりますか?

    分かります。制作会社に、文字や画像の差し替え、お知らせの追加、ページの追加のそれぞれを、管理画面から自分たちでできるかを聞いてください。引き渡しのときに、実際に1回やってみせてもらうと、さらに確実です。

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    まずは、話すことから。

    「何を頼めばいいか分からない」段階で構いません。ご提案・お見積りまでは無料です。つくるものが決まっていない状態からのご相談も歓迎します。